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そして彼は満足そうに消滅していった

2011.01.28

5D's145話のつづき…!

自分のライフとシューティングスタードラゴンにダメージが来ないように環境を整えた遊星さん。
そのうえ、攻撃をしかければ相手ライフに800のダメージを与えられるようにできるようにできました\(^o^)/
どんだけ~!

シューティングスタードラゴンは、
「デッキからカードを5枚確認し、その中のチューナーモンスターの数だけ攻撃ができる」
という効果があるので、これでうまいこと連続攻撃ができればアンチノミーさんのライフを0にすることができます。

それにしても「それはどうかな」の遊星さんの鼻が高すぎる件。


アンチノミーさんの残りライフは1800なので、3回攻撃することができれば遊星さんの勝利です。

「この状況をつくりだしたことさえ奇跡的なのに、5枚中3枚もチューナーを引くなんてできるものか!」
「俺は自分の限界を越えてみせる!」

おまえいままでさんざん(vsプラシド、vsアポリア)5枚チューナー引いてグォレンダァしてきたのにいまさら3枚ぐらいでなにをぬかすか\(^o^)/
正直「この状況をつくりだしたこと」よりも余程簡単なお仕事に感じたよ(笑)
赤き龍さんの積み込みパワーでよろしく!


4枚まで引いて2枚がチューナー。最後の一枚は…
というところで背後のブラックホールがどんどん強大になって近づいてきました。

「もうすぐ我々はブラックホールの重力場にとらわれる。
あの降着円盤の内側 シュヴァルツシルト半径の内側に入れば光でさえも抜け出すことはできない!」

うん、何て?(・□・)
※ワンセグの字幕さんにご協力いただきました


5枚めをドローする遊星を見守るアンチノミーさんは、「これで本当に遊星が奇跡を起こせたなら信じられる」と見守るような気持ちや、「これで負けたら自分はブラックホールにとらわれて素粒子レベルまで破壊されてしまう」恐れとかで、なんだか複雑そうに見えたよ。

そして5枚目で3体目のチューナーモンスターを引き当てた…!
(5枚目のドローの演出がすごいw回りすぎw)
ダイレクトアタックなのになぜか破壊されているハルバードキャノンさんはさておき。
800×3の攻撃を受けたアンチノミーのライフがとうとう0に…(T_T)


遊星の勝利!
んが、二人ともブラックホールの重力場にとらわれてしまった!
「大丈夫か、アンチノミー!」

ここから(T_T)ブルーノが!ブルーノが!(T_T)
アンチノミーとしてではなく、ブルーノとして! 最後遊星と向かい合えたのが(T_T)

うわああん、いつもの優しいブルーノちゃんの声だ!
ブルーノちゃんの優しい顔だよー!(T_T)
アンチノミーの「格好いいブルーノ」の声も格好良くてよかったですが、ブルーノのこの優しい声にメロんちゅした身としてはもうたまらない、嬉しい けど切ない(T_T)

「仲間かと思ったけどそんなことはなかったぜ」でいきなり猛烈な決闘を仕掛けてきたブルーノだったけど、ここからもういきなりデレ発動のターン(T_T)(デレいうな)
やっぱりブルーノは仲間のことを遊星のことを一番に考えている 優しく和やかなチーム5D'sの癒しお兄さんだよー!!

「遊星!この世界を救ってくれ!」
「この世界を救い そして ゾーンを救ってやってほしい!」

(T_T)
やっぱりというか 遊星に未来を託すためにあえて敵として遊星の限界を引き出したブルーノさんでした。
それやったら自分が消滅するってわかってて…(T_T)
しかも、「ゾーンを救って」だと?

そう、Z0NE率いる絶望同盟の仲間「アンチノミー」でありながらチーム5D'sの仲間「ブルーノ」であるという相反する両面を持っている彼は、
単純に「ブルーノとして5D'sに情が移ったからZ0NEを裏切った」のではないのです。
アンチノミーとして、Z0NEの友としても「彼(Z0NE)のために未来を変えてほしい」というのです。
思えばZ0NEさんも、アンモナイトになっちゃうぐらい過酷な未来を生き抜いてきて、しかも絶望同盟の3人は先に死んじゃうし、たった一人の人類最後の生き残りとして 諦めることも許されずに、時を渡りながら永遠の苦しみに悶えているのではないだろうか。

絶望同盟の悲願は、絶望の未来を変えること。
未来が変わるまで 彼らが救われることはない。

アンチノミー、いや、ブルーノは、信じたのです。
こんなに大規模な計画で未来を変えようとしていて、それがようやくもうすぐ叶うところまできたというところで、
「この壮大な計画を狂わせてでも、遊星の可能性にかける価値がある」と。
遊星の力なら、狂った計画をも乗り越えて 未来を塗り替えられるだけの希望があると!

それは5D'sの仲間ブルーノとして も、Z0NEの友人アンチノミーとして も、どちらにも矛盾していない 彼の本心である。
「二律背反」の名が深い…。


もう、あとのシーンは、もう……!

リアルに 涙なしでは見られない ってどういうこと(T□T)


遊星を見守っているのが大好きだったというブルーノ。
遊星の無限の可能性を信じているというブルーノ。
最期の力で、遊星を重力場から押し出して、自身はブラックホールへと飲み込まれていきました。

遊星が必死に「ブルーノ!」って何回も呼んでくれてよかった。
どうにかしてブルーノを救いたいって思ってくれてよかった。
「俺の仲間だ」って言ってくれてありがとう。

遊星号に飛び移れって言ったときは、そしたら重くなる=遅くなる=二人とも助からない から絶対にできないってわかってるだろうに。ありがとう。
つーかあんなでかい男が乗ったらまじで狭い狭い、それはそれでもべつにかまわないけど(笑)


遊星を見届ける ブルーノの最期が、すごく安らかないい笑顔で(T□T)
こっちはブルーノが消滅しちゃうって悲しくてビービーいいながらみてるのに、本人はすごく満足そうで。嬉しそうで。

さいしょは「遊星vsブルーノがどんな展開になろうとも、ブルーノに最後は笑顔でいてほしい…」なんて思ってたけど、こんな、本当に最期の笑顔(T□T)

しかも、この 最期の「遊星…」っていう台詞が、本当は台本になかったというではありませんか。(田中さんご本人のBLOGより)

ブルーノは(T□T)最期まで(T□T)遊星のことを思ってくれていた(T□T)

そう、最初からずっとですよ(T□T)
そのために現在にやってきた とはいえ、謎のDホイーラーとして登場した時も、記憶喪失の青年としてチーム5D'sの仲間になった時も、本来の使命を思い出して対立した時も、最初から最期までずっとこのひとそればっかりでした。
しかも生前 遊星と出会う前から素で遊星のファンだったというからもう。


遊星に希望を託して消滅してしまったことはすごくすごく悲しいけれど、
それほどまでに信じられた遊星の力
絶対に希望をつなげてくださいね、遊星さん!
(こうしてまた遊星さんにプレッシャーカウンターが)



さて、シェリーたんが見た「遊星が死ぬ未来」というのはvsアンチノミーで負けて消滅する未来ということだったんだろうか。
そうだとすると、そうならなかった今、確実に未来は変わったということに。
Z0NEも予想外だという最近の現象!
このことにより現在も未来も救われたらいいな…もちろんブルーノも(涙)
てか、想定していたレールを逸れて 未来を変えてやったのはブルーノちゃんということになるんじゃないか。
いやシェリーが見たのは「Z0NEと戦って死ぬ未来」かもしれないけど。


発表されている 次回のあらすじでは、「第三の刺客がブルーノだったと知り驚くジャックたち。」みたいになってたけど、
遊星さんはこの出来事をどうやって皆に伝えるんだろうか?
太陽ギアで全員集合
「遊星お前誰と戦ってたの?」
「あれあの青い人どこ行ったの?」
「実はあいつはZ0NEの仲間だったんだ」
「えーまじで!ちょーやばい!」
「いやあのでもなんか俺を信じるっていって消滅した」
「へー」
orz

そして結局Z0NEとは何なのか!
アポリアがどんなツラして再登場するというのか!


「遊星たちの仲間になったアンチノミーが最後に裏切って遊星を倒す… という計画だったけどそれも乗り越えて遊星がZ0NEの元にたどり着く」
むしろここまでがZ0NEの計画のような気もしてならないです。
だとしたらまじで恐ろしいこ!