H×H映画!
しつこい!
こんなしつこく語るほどの映画ではないのだけど
よほど文句言いたいのか私は。
今のアニメH×Hはこんなもんだとわかっていた筈なのに、うっかりちょっとでも期待してしまった自分が悔しくてしゃーないです。
もうこれで映画の話題は最後!
0巻、というかクラピカ追憶編との対比について!
前述のとおり入場特典の「0巻」は12月にWJに載っていた読み切りの再録であり、10年前に冨樫先生がネーム描いて眠っていたとかいう代物です。
Sさんは映画見たあと読んだら、あまりのギャップにうちひしがれた。
映画でのクラピカ過去シーンで「?」って思った部分が、漫画ではすべてきちんと納得いくように成り立っていたのだものorz
まずそもそも「パイロ雑魚すぎない?クラピカには悪いけど正直クラピカの親友というにはあまり対等でないよね…」
と思ったけど、そんなことなかった!パイロごめん!ペドロとか呼んでごめん!
映画だとただヘコヘコしてた(クラピカの試験のためだけどさぁ)で、GJなところといえば目薬すりかえた(それもどうやって用意したんだか不明)だけだった
が、
漫画だとクラピカも知らないことを知っていたり、爺様たちの目論見に気づいていたり、悪党共に電話させるなど機転が利いている。優秀!
まだ感情的で幼いクラピカを諭すのに説得力がある。すごい!
で、映画だと「パイロは目が不自由」って言われてました。完全に盲目なのか視力がごく弱いのかは明らかでないですが
漫画だと「僕は目も足も他の人より悪いから」って目薬をさしている場面があります。つまり うまくできないけど見えなくないし動けなくないということなのですね。
そして目薬ですよ!
「あ、なるほど、常備薬なんだな」と納得できました。だから爺様に目薬渡された時にすり替えられたんだ。ガッテン!
映画でパイロを盲目?にする必要あったのでしょうか。漫画をそのままやる時間がなかったにせよ、何度もいうように急に目薬でてきたの違和感あったし。
そこは「目が悪いんだから自分の目薬ぐらい持ってたんだろう」とか「他の大人に試験内容を事前調査したのかも」とか適当に妄想で補うべきところかもしれませんが。
それだけじゃなくて映画でパイロが「ポンコツ」と言われたことをクラピカが「障害を馬鹿にされた」と感じたのはすこし噛み合ってない気がして。
「ポンコツ」はパイロへの悪口ですが、目が見えないことをどうこういった感じではなくない?
パイロは盲目ではなく、目と足があまり自由に使えない のであれば、「モタついてるドジッ子」なこと(=「パイロの体のこと」)に対しての揶揄だと納得いく。
つまり何が言いたいかというと
トガ神SUGEEE!!
そしてたったこれだけのエピソードもまともにアニメ化できないスタッフ ふぁっきーーん!!
そうだった。そういえばそうだった。今のH×Hって そうなんだった。ちったぁまともになってきたと思ってた&最近見てないから忘れてた。前にもまったく同じこと思ったの忘れてた。(アニメ見てから漫画版読み返してあまりの差にうわああってなる)
そうなんだった。そういえばこのアニメ、カイトの存在は抹消するわ ハンター試験でスシはカットするわ キルアん家の門は3人がかりで必死になってやっと開く程度だわ シークアントがザコモブだわ カナリアが流星街出身だわ 先にキルアが執事の屋敷に到着してゴン達が着いたの気づかないわ 天空闘技場ではヒソカの能力をマチが解説するわ
っていう感じだったんだったった\(^O^)/
やたら明るい音楽とかもどうにかならねえかなー、非常に残念だけどOPがクソ寒くて聴くに堪えない。
とにかくそんな感じだったんだった。忘れてた。忘れて何かを期待してしまった自分が悪い。
この映画で、冨樫先生がストーリーに関わったというのはこのクラピカ過去シーンの部分だけです。
それさえも満足にアニメ化できてない(しあんまりストーリーに関わってない)のに「原作者の秘蔵ストーリー!」みたいに宣伝してるこの映画はかなーり嘘つきです。
(パンフレットの脚本家インタビューより)
「最初僕が脚本書いたあとジャンプの編集さんに未発表の短編を見せてもらって~」
「もし最初にこれを見ていたら、全体の話の作り方も変わっていたかもしれないと思うくらい大きな衝撃を受けたんです。そこからぜひこれを使いましょうということで、クラピカのクルタ族の村での話が加わりました。」
そ こ で 全 体 作 り 直 せ や
中途半端に取り入れて改変して「原作者監修でっせ~」とか宣伝すんな!!!
ほんとこのインタビュー、サーッと血の気が引くようなオモシロ発言とびだしてびびりますよ。
あー、もー!
だからといって旧版アニメの信者ではないんだけどね!
アニメも一応見る(ここ数ヶ月放置してるけどできたら追いつきたいと思ってはいる)けどね!