プラスになることの拡散もマイナスなことへの警告も、震災の体験がなにかしら活かされているといいな…というお話でした。
ただ日本人の国民性にネット上の発言の軽率さが重なって、「こうすべき」みたいなのがいずれ変な風に浸透しないといいな…という懸念。
たとえば、“無計画な素人ボランティアはかえって迷惑。へたなことするぐらいならおとなしく信頼できる機関に募金をしたほうがよい”っていうのも、
ちゃんとしたボランティアの人まで「邪魔しに行くんじゃねーよ」みたいなことを言われてしまったら恐ろしい。現地に行くこと=悪っていう。
さすがにそれは頭メデタすぎるけどさ。「鬱病患者にがんばれは厳禁」が変な感じに定着してしまい、ちょっとした心配りの言葉に「鬱病患者を励ますなんて、ころすきかよ!なんてやつだ!」って言う人いるじゃないですか。なんかそういう感じのがあらわれそうだなって…。
「自衛隊が炊き出しに来てくれたけどここの避難所には食糧は充分あるので他のところにもっていってあげてほしいと言ったができないそうだ」
という話があったよ。
自衛隊は厳しく統制がとれているからこそ、(ここの避難所の支援活動をするようにという指示で来たから)柔軟な対応が難しいんだろうな。
そして、決められた避難所ではない、自主的に人が集まってきた避難所は、支援物資が届きにくいそう。そこで力を発揮したのが有志ボランティアの方たちだそうです。
どんなに自衛隊がちゃんとしてもやっぱり有志ボランティアとかNPOとかの力は必要なんだなって思った。
そこに先のような、心ないっていうか頭悪いことを言う人がでてきそうでやだなって思った。さすがに実際にそんな人を見かけた訳じゃないですが。
信頼できる団体ってのを判断するのもとても難しい…
国とか世界的に認められて活動しているところに募金するのが一番てっとりばやいよね。
とりま目の前の募金箱に〜じゃなくて、行き先を確認することも大事。
でも、そうすると「決して派手さも有名さも無いが現地で確実な支援活動をしている団体」にまわる募金が減っちゃうこともあるんだろうな〜って思った。
自治体が壊滅してたら募金受け取れないっていう問題もあるし。。
だから本当に難しい。でも、ときに間違えながらでも 進むしかないのだなあ。(突然のみつを)