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偽物も本物だ

2018.03.06

「自分の偽物があらわれたら?」
という話題の続きの続き。


前回のあらすじ
内容や 作成日時更新日時などのステータスが完全一致していていたら「どちらも本物」といえるかもしれないけれど
名称が同一のものは同時に存在できないから、やっぱり「同じ本物が二つ」は不可能。

ファイル名が同じでも大丈夫なためには
例えば 別々のフォルダに置くとか。
階層つまりパス(path)が違えば 同じ名前のものでも存在を許される。

それはつまり…
パラレルワールド…

<<別の世界には 自分以外の自分がいるかもしれない>>

フォルダAの自分と、フォルダBの自分。
どちらも その世界では"本物"の自分。
しかし フォルダBの自分が 世界線を越えてフォルダAに来ようとしたら、「フォルダBの自分は フォルダAの世界では"偽物"になる」のだ。

「同一のファイルが存在します。上書きしますか?」
↑つまりこれが、「自分が二人存在している。どっちが本物?」という戦い。

「はい」を選んでしまったら フォルダAの自分(フォルダAではまぎれもなく本物だったはず)は簡単に消滅してしまう。

ドッペルゲンガーに会ったらタヒぬって感じですね。


そうならないためには。
なんか 装備品とかアイテムとかを間違って捨てたり合成しちゃったりしないように「ロック」かけられるじゃないですか。
ロックかければ上書きされない。
つまり「自我をしっかり保つ」こと。
自分は自分。 自分こそが本物の自分だという自分のような他人が現れても、自分自身はこの自分自身ひとりしかいないという誇りをもって自分を保てれば 上書き消滅されるなんてことはきっとない…!


「全く同一の自分と共存」はできない
逆にいうと名前さえ変えてくれたら 共存することができる。
それこそ「〜のコピー」でも「(1)」でも「_yyyymmdd」でもいいし
「自分A」「自分B」でもいい

月野うさぎも二人いると紛らわしいから便宜上ちびうさって呼ばれることになったしね。

「別個体だと認識」「どちらもそれぞれ本物」
それでいいじゃないか。


パラレルワールドの概念と PCファイル管理の概念と ゲームのアイテム管理の概念がごっちゃになっていますが
感じて!