N社とC社の特許裁判の話
C社のゲーム内の「ぷにこん」とかいう機能(UI)が
N社の特許を侵害しているという話だったらしいのですが
具体的には「N社の5つの特許を侵害している」という訴訟だそうです。
ぷにこんに使っている技術に関わる部分だけならまだ万に一つ億に一つくらい勝ち目か抜け道もあったかもしれませんが
残り4つの内容に関しては、「ぷにこん自体とは直接関係ないけどゲームの根幹に関わるから避けて通れない」ような特許で、
そんなのもN社の特許だったの…!?
そんなとこ訴えられたら今あるゲーム全部N社の特許を無断使用してることに…!
というものらしいw
「カツカレーを作ったら本家のカレー屋に怒られた」って話だと思ったら
カツカレーのカツがどうこうだけじゃなくて
「ごはんにカレーをかけた料理」とか「料理を皿に盛りつけること」とか「料理をふるまうこと」とかそういう根本的なことも実は全部N社の所有物で
それらについても「うちの特許を侵害してるんだけどどうしてくれるの?」と訴えられた\(^0^)/
という。
「うちの父ちゃんは町内会長なんだぞ!」といきがっていたら、喧嘩を売った相手の家族が PTA会長と都議会議員と国会議員だった みたいな。
(これらの人たちが権力をかさに下々の者をどうこうしていいという話ではないが)
孫悟空がウェーイウェーイしてたら全部釈迦のてのひらの上だったみたいな…。
謝罪も和解もしないなら、これら全部に勝たなくちゃいけないんですがC社はどうするつもりなんですかねえ…。
気の毒なのはC社のゲームのユーザー。彼らのためにも誠意ある対応をお願いしたいところです。
ところで、実はそんな「その気になればほとんどすべてのスマフォゲームを特許侵害で訴えられるじゃん!?」という特許をもっているN社が
何故他の会社のゲームを訴えないかというと
まあもちろん憶測ですが
N社がこれらの特許を取得したのは、他社のゲーム開発を制限するためとか、特許使用料を徴収して儲けようとかいうためではない
ということですよ。
むしろゲーム界の安全を守るため。
何故C社のことだけ訴えたのか?
それもゲーム業界の安全を守るため、自社のみならず他社の自由を守るためなんだと思うんですよね。
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続く…