特許の話がまだ続くのだ
スマフォゲームの根本的な部分に関わる特許をいくつも所有しているN社
それらにひとつも抵触していないスマフォゲームなんかないのでは?というレベルのもの。
しかしN社はこれまで自由に 他社にもその技術を使わせてあげていました。
※正式に、この技術を無償で自由に使っていいですと言っていたかは知らないけど。すくなくともほとんどは黙認状態で見逃していた。
なせかっていうと
その特許を取得したのは、独占する目的ではないから。
なんだろうね。
「他のへんな会社に独占されるのを防ぐため」
なんだろうね。
あるんですよ、
「すごく画期的な技術が発明されたが、特許が独占されたので他の会社はその技術を使うことができず、せっかくの素晴らしい技術が広く活用されない」ということが。
そのせいで、プラスアルファの更に素晴らしい技術の開発がされず、業界全体の進歩が止まってしまうということが!
基本的に知的財産権ってのは権利者を保守的に守るためよりも、その新しい発明を元に業界の今後の発展につなげてもらうためのものって感じです。
もちろん権利者と契約してちゃんと許諾をとれば使えるわけだけども
こういう話の場合、権利者がどこにも許諾しなかったとか誰も許諾とろうとしなかったとかいうことになるわけだが…
わりとそのへんは本当に「権利者が独占したから誰も使えなかった、そのせいで弊害があった」と断定できるかどうか微妙な感じみたいで都市伝説じみた話という説もあり。
まあとにかく
「N社は他の会社にも自社の特許技術を自由に使わせてあげてたけど、C社が N社の特許の範囲まで 俺の特許だって言い出した から怒った」
ってだけじゃなくて
それがまかり通ると
これまでN社が黙認してあげていたものを、C社が権利を主張して利用制限や使用料の支払いを求めるようになってしまったら、N社だけでなくその他のx社y社z社もみんな困ってしまうから
(そうならないように、C社の侵害をしっかり取り締まることにした)(勧告はした)
ってことなんでしょうね。
つまりC社に「カツカレーを発明したからカレーの特許も俺のもの」みたいな顔されると、他のチーズカレーやハンバーグカレーを作ってる人にまでC社が「カレーを作るなら俺の許可を取れ」とか言い出すことができるようになってしまうから
正当なるカレー王子のN社がシメにかかったと。