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合掌。伝承。

2020.03.11

東日本大震災発生から9年。


トーキョー住まいの自分にも自分なりの「あの日はこうだった、あのあとはこうだった」という話がある。
全体から見ればごく軽い被害の範囲だけど。
津波とか原発とかだけじゃなくて、そういう 家や人には被害がなかったけどそのあとの不安な世の中を体験した っていう被災の記憶も、たいしたことないからって忘れてよいものではないですね。
自分の体験なんてたいしたことないから、深刻な被害にあったひとに申し訳ないからと消してしまう 必要は 無いよね。


計画停電とか輪番休業とかあったなあって
あったよなあ… やったよなあ… ? やってたと思うんだけど 何曜日に休んでたんだっけ、代わりに土日どっちか出てたんだっけ??
って結構忘れかけている自分に気付いた。


今自分の周りにいる人はだいたい 大人になってからそれを経験していて、それぞれの記憶がある という状況だけど、
もっと若い人とか、上京してきたという人には「ニュースで見た」という程度だったりして
阪神のも戦争もなんでも、こうやって「あ、リアルな体験として知らない人がいるんだ。伝えなくちゃ消えてくんだ。」と
なんとなくわかった。